持続可能なまちづくりとは?

まちづくり

R5.8.26に春楡ノ櫂を設立して以来、団体の目指す姿に”持続可能なまちづくり”というキーワードがあります。

私たちなりの考えをめちゃくちゃ簡単にすると、
魅力ある町とは、まず前提として、そこで生活する人が暮らしやすく、幸福度が高い。
そこで初めて魅力的な町になるのではという考えです。

雇用や経済的な話は長くなるので、また別で書くとして、

例えば、地元のお祭の観光資源化を考えてみましょう。

祭りとは、祀るが語源とされるように、自然への感謝や豊穣祈願が基本です。
あくまでも、観光客が見に来るために行うものではないのです。

基本的な祀るという考え方は同じですが、歴史とともに、それぞれの地方に独自性が出てきます。
この独自性が外部から見ると変だったり、可笑しかったり、怖かったり、不思議だったり。

これが外部(観光客)にとって魅力になるのだと思います。

その魅力が強ければ、もはや行政が広報などしなくとも、どんなにアクセスが悪かろうと、それに魅力を感じた観光客がSNSに投稿し、観光客は連鎖的にやってくるのです。
観光客が周りに自慢できるものでないとだめ(電車の本数ないしアクセス最悪で疲れたところで、なんだこれは!?という感動→落差が必要)

したがって、まずは祭りの主役たる地元の人が楽しく満足できる祭りでなければ、独自性は磨かれません。

観光客のためとして、参加者にルールや縛りが増えて”独自性が強い人や団体が排除”されていくと、みんな同じ”どこにでもある祭り”になり、結果として観光客にとってつまらない祭りになるというジレンマがありますが、まあ気づいてないと思います。

その他にも、行政が中心となり行っている今の観光資源化は、すごく間違っていると思うのですが、悪口は酒の席で。

つまり、祭りという一点を切り取っても、持続可能なまちづくりとは、”主役にとって”楽しく幸福度も高くすることが何より第一優先事項なのです。

さて、なんで”持続可能なまちづくり”の話題を出したのかというと、最近ニュースや書籍で結構目にする機会が増えてきたからです。

「青森県・道南エリア」が決定第1号 JR東日本 “観光超えた地域活性化” | ABAニュース
2024.11.27(水) 18:45

実は、持続可能なまちづくりとはJRが特に最近よく使うキーワードです。

仕事で新幹線に乗ると毎月トランベールを読めるので、そこで様々なトレンドをつかめるのですが、最新号の2024年12月号【and E】では、”プラネタリーヘルス”というキーワードも登場しています。

JRが品川車両基地の跡地を開発して力を入れているTAKANAWA GATE WAY CITYに東京大学がキャンパスをつくり、プラネタリーヘルスの研究者をここに集めるとのこと。

ぱっと見だと、大都会のまちづくりで地方に関係なく見えますが、その分野の研究者たちが世界から集まり、将来は”地方の持続可能なまちづくりとプラネタリーヘルス”の研究の拠点になるのかなと思っています。

プラネタリーヘルスとは、簡単にいうと、人類が安全に生活できる範囲に上限があるよね(プラネタリーバウンダリーの9項目)という話。

単純に、青森で育った人が東京で学生やってそのまま東京で就職して東京で生活する。
から、青森で就職や起業するか、東京で就職してもほとんどリモートなので青森で生活する。
という状況をつくるだけでも一極集中の分散となり大きな解決策になるのです。

このように考えると、実は青森はお先真っ暗と思いきや、
持続可能なまちづくりをうまくやれば、住みやすいまちとなり、幸福度が高く、外部からも魅力的なまちにできる可能性があります。

“持続可能な”というワードが、あまりにも使われすぎて、漠然としたものになっている現在で、
“持続可能なまちづくり”をするとは具体的に何をするのか。
そして、それがどんな結果を生み出すのか。

一度きりの復活のはずだった立佞武多が今もなお運行される五所川原を拠点に、行動に起こしながら、試行錯誤していきたいと考えています。

R6.11.9~R6.11.24に立佞武多の館で実施したアンケート結果
この記事を書いた人
こすめろ

春楡ノ櫂 会長。青森県五所川原市で生まれ、ねぷたを作ったり参加してる人です。五所川原高校立佞武多同好会OB(H23年度会長)で在学中に “堯舜の治∼諫鼓を叩く時∼”を制作しました。各種SNSはじめたのでフォローしてね。フォロバしてます!

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